日本語講師

【初級日本語】英語で日本語を教えるのに役立つ本を紹介

英語で日本語を教えたいけど、どうやって勉強すればいいかわからない。
英語で日本語を教える時に使える本を探している。
そもそも日本語を教えたことがないけど、大丈夫?

こんな疑問にお答えします。

わたしは、オンラインの日本語講師として、英語で日本語を教えています。

世界中の生徒さんに対して、500レッスン以上経験してきました。

そんなわたしも、はじめは全くの初心者。

英語で日本語を教えたことはなく、何から勉強していいかわかりませんでした。

この記事では、おすすめの本や、教え方の上達方法をご紹介しています。

当時の自分のように悩んでいる方にとって、参考になればうれしいです。

英語で日本語を教えたい人におすすめの本『げんき』

日本語を教えるための本には、定番とされる本がいくつかあります。

しかし、英語での解説が充実している本は、あまり多くありません。

その中でも、わたしが実際に使っているのが『げんき』です。

この本があれば、英語で日本語を教えることができます。

『げんき』の特徴

『げんき』は、日本語を初めて勉強する人向けの教科書です。

詳細な英語の解説に定評があり、海外の大学などでも採用されています。

『げんき1』と『げんき2』の2冊があります。

こちらが、メインのテキストです。

テキストとは別に、ワークブックもあります。

ワークブックは生徒さんの自習用として使えますが、テキストにも練習問題があるので、まずはテキストがあれば十分だと思います。

『げんき』の構成

『げんき』には、以下の2つのセクションがあります。

会話・文法編:単語や文法を学習(スピーキング・リスニング力を向上)

読み書き編:ひらがな・カタカナ・漢字を学習(リーディング・ライティングを向上)


わたしのレッスンでは、「会話・文法編」を使っています。

スピーキング・リスニング力を伸ばしたい生徒さんが多いですし、読み書き編は自習しやすいからです。

『げんき』での教え方

わたしがレッスンで使っている「会話・文法編」は、『げんき1』と『げんき2』あわせて23 課で構成されています。

それぞれの課は、大きく以下のセクションに分かれています。

会話 Dialogue
単語 Vocabulary
文法 Grammar
練習 Practice

参考までに、わたしがレッスンで『げんき』をどのように使っているかをご紹介します。

まず、「会話」のストーリーをチェックします。登場人物のセリフを一緒に読んだり、意味を確認したりします。

次に、「単語」「文法」を一緒に確認します。

そして、「練習」で、生徒さんが単語や文法を正しく使えているかチェックします。

参考

生徒さんによっては事前にしっかり予習してくれているので、「練習」以外のセクションを省略することもあります。

『げんき』をおすすめする理由

わたしが『げんき』をおすすめする理由を解説します。

英語の解説がわかりやすい

『げんき』では、単語や文法の解説が、すべて英語で書かれています。

「動詞」や「形容詞」などの活用(形の変化)についても、わかりやすく解説されているので、英語での説明方法がしっかり理解できます。

たとえば、日本語学習者によくある文法間違いとして、「きれいくない」があります。

もちろん、日本語ネイティブであれば、正しくは「きれいじゃない」だというのはわかると思います。

でも、なぜ間違いなのかを「英語で説明してください」と言われたら、けっこう難しいですよね。

実際、わたしも最初は日本語でさえ説明できませんでしたが、『げんき』のおかげで「英語で」説明できるようになりました。

海外の日本語学習者に人気【そのまま日本語レッスンの教科書として使える】

わたしはもともと教科書を使っていませんでしたが、ある新規の生徒から、『げんき』を使ってレッスンしてほしいとリクエストされました。

それ以来、特に初心者の生徒さん向けに、『げんき』でレッスンするように。

特に英語圏の日本語学習者の間で、『げんき』はとても人気があるようです。

文法用語などの見慣れない英単語があり、最初は読むのが大変でした。

それでも、一度理解すれば他の生徒さんのレッスンでも活かせるので、楽になるはずです。

英語で日本語を上手に教えられるようになる方法

これまで、英語で日本語を教えるための本をご紹介しました。

では、どうやったら上手に教えられるようになるんでしょうか。

残念ながら、本さえ読めばOKではなく、実際に経験することが上達のカギです。

とにかく実践あるのみ

英語で日本語を教えた経験がないと、ついつい教えるのを後回しにしてしまいがちです。

たとえば、「この本の内容を完璧に理解してから、教え始めよう」という感じですね。

でも、実際に教えてみないと、「自分に何が足りないのか」がわからないんです。

わたしも、英語で教えた経験がなかったので、最初はとても不安でした。

実際、英語での説明が難しいこともありますが、ネットですぐに検索して説明すればOKです。

どうしてもその場で解決しない場合は、レッスン後に調べて回答しても大丈夫です。

こうしてたくさんレッスンをするうちに、どんどん上手に教えられるようになります。

未経験でもOK!オンラインで教えてみよう

まとめ

今回は、英語で日本語を教えるための本や、教え方の上達方法を解説しました。

ここまで読んでくださった方は、英語で日本語を教えたいという熱意のある方だと思います。

今回の記事がそんな素敵な方々のお役に立てればうれしいです。

 

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